(社)住宅生産団体連合会は1日、平成21年度定例理事会・総会を開催し、21年度の事業計画などを承認した。また、改選期に伴う新役員選任も行なわれ、新会長に樋口武男氏(大和ハウス工業(株)会長)が選出された。
平成21年度の事業計画では、(1)住宅投資の拡大と雇用の創出を図り、景気回復に寄与していく、(2)長期優良住宅の普及・促進を図る、(3)「ゆとりある豊かな住生活を実現する国民推進会議」の推進、(4)地球温暖化ガス排出量の削減へ向けたさらなる取組みの推進、等を重点事項として挙げた。
また、総会終了後に行なわれた記者会見で樋口武男会長は「経済危機のなか、投資減税や金利優遇策などさまざまなメニューを出していただいた。われわれは制度を普及させ、内需拡大の柱である住宅投資の活性化、ひいては経済の活性化をめざしていきたい。また、長期優良住宅を推進し、今後も安心・安全な住宅の普及を積極的に推進していく」などと述べた。