ミサワホーム(株)は14日、木質系戸建住宅「GENIUS 彩日の家」を発表した。発売から15年が経過し、累積販売数が10万棟を超える主力ブランド「GENIUS(ジニアス)」のリニューアル第1弾商品。
彩りのある毎日と豊かな時間を過ごせ、ストレスをリセットできる住まいの提供をめざす新しい空間として(1)ナカ(室内)とソト(屋外)をつなぐ現代の縁側「軒下空間 en(えん)」、(2)専用ハッチと梯子を用いて上からアクセスできるという「2WAY・3WAY 蔵」、(3)enへとつながり、人が自然に集まる居心地の良い「縁ダイニング」、(4)キッチン脇に使い勝手の良い「蔵」を設置し、その上部を1.5階の「ファミリーライブラリー」とすることで、キッチンやダイニングとの一体感を演出する「1mスキップ空間」などを提案している。
同日開催した記者発表の冒頭、代表取締役社長の竹中宣雄氏は「これまで“上質な住まい”の提供をめざし続けてきたが、“上質”という概念は時代とともに変化するもの。今回のリニューアルを機に、時代に合った“上質”を提案していきたい」などと語った。
自由設計を基本とした「システムフリー設計」を採用、推奨40プラン(反転プランを含む)を用意している。販売価格は、39坪タイプ・土間床仕様で坪69万2,000円(税込み、地方部/一般地域)。発売は4月23日から。40歳代のミドルファミリーをターゲットに、初年度1,000棟の販売をめざす。