(株)Rバンクは、入居者同士のコミュニティを育成するためのコモン(共用)スペースのある賃貸住宅「R-mix」を、新ブランドとして立ち上げた。
同社は、シェアハウスなどコミュニティ育成型の賃貸住宅の企画・運営で約40件の実績を持つ。2013年コーディネートした築45年の長屋を再生した「太陽荘」(東京都新宿区)や築46年の複合ビルを再生した「東京コミュ+」(同荒川区)でコモンスペースを設けたところ、入居者間の交流が活発化。入居者から満足の声が上がった。そこで、こうしたコミュニティや交流体験を求めるユーザーが今後さらに増えると判断。新ブランドの立ち上げに踏み切った。
14年中に、コモンスペースのある賃貸住宅の企画4件が決まっており、今後は年間10件以上の企画を目指す。28日に、こうした暮らしの多様化をコンセプトにコモンスペースを設けた賃貸住宅を紹介するウェブサイト「R-mix」をオープン。物件紹介だけにとどまらず、入居者インタビューやコラムなどでコミュニティを育成する賃貸住宅の良さを伝えていく。