国土交通省は12月27日、2016年11月の建築着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は8万5,051戸(前年同月比6.7%増)と5ヵ月連続で増加。新設住宅着工床面積も、679万5,000平方メートル(同2.9%増)で5ヵ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値は、93万7,000戸(前月比4.2%減)だった。
利用関係別では、持家が2万5,993戸(前年同月比2.7%増)で、10ヵ月連続の増加。貸家は3万8,617戸(同15.3%増)となり、13ヵ月連続で増加した。分譲住宅は2万127戸(同1.8%減)で3ヵ月ぶりの減少。分譲住宅のうち、マンションは8,263戸(同6.9%減)で3ヵ月ぶりの減少。一戸建住宅は1万1,683戸(同1.8%増)で13ヵ月連続の増加となった。