(株)東京カンテイは10日、2016年12月の主要都市圏・主要都市別の新築一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。
首都圏の平均価格は3,444万円(前月比0.9%上昇)。地域別では、東京都が4,411万円(同0.2%下落)、神奈川県が3,683万円(同1.7%上昇)、千葉県2,805万円(同1.2%上昇)、埼玉県3,078万円(同0.5%下落)。9月以降下落傾向が続いていたが、当月はわずかながら上昇傾向となった。
近畿圏の平均価格は2,937万円(同1.4%上昇)と4ヵ月ぶりに上昇した。主要3府県では、大阪府が3,233万円(同3.1%上昇)、兵庫県が3,021万円(同5.1%上昇)、京都府が3,143万円(同2.6%上昇)。兵庫は3ヵ月ぶり、京都は6ヵ月ぶりの上昇となった。
中部圏の平均価格は2,916万円(同1.0%上昇)で3ヵ月ぶりの上昇。愛知県は3,137万円(同0.6%下落)となり、3ヵ月連続のマイナスとなった。