サムティ(株)は13日、2016年11月期決算を発表した。
当期(15年12月1日~11月30日)は、連結売上高524億900万円(前期比36.3%増)、営業利益85億8,600万円(同44.7%増)、経常利益67億8,800万円(同75.3%増)、当期純利益46億2,800万円(同4.9%増)となった。
16年7月に見直しを行なった中長期経営計画「Challenge40」に則り事業を推進。主力の不動産事業では、自社ブランド「S-RESIDENCE」シリーズ等の企画開発・販売および収益不動産等の再生・販売を実施。「S-RESIDENCE」シリーズ計7棟、その他収益マンションを計13棟、商業施設、オフィス、ホテル等を売却するほか、投資用マンション628戸を販売し、売上高437億7,300万円(同52.8%増)、営業利益80億7,100万円(同117.8%増)を計上した。
賃貸事業では、営業エリアの拡大、収益不動産の仕入れ強化に努め、マンションとして「サムティ北円山レジデンス」(札幌市中央区)等14棟や物流施設1棟を取得し、売上高70億1,600万円(同21.8%減)、営業利益25億5,000万円(同42.3%減)となった。
次期は、連結売上高612億円、営業利益93億円、経常利益72億円、当期純利益48億円を見込む。