(株)西鉄ホテルズは、同社が運営するホテル「西鉄イン新宿」(東京都新宿区、総客室数302室)を全館リニューアルし、28日にオープンする。
東京メトロ丸の内線「西新宿」駅徒歩約2分、JR「新宿」駅西口徒歩約8分に位置。2005年に「西鉄インシリーズ」の第7号店として開業したホテルで、今回が初の大規模リニューアル。コンセプトを“New Standard-Good Sense,Good Performance & Good Sleep-”とし、デザイン性や実用性、快適性を兼ね備えたホテルとすることで、従来のビジネス層に加え、訪日外国人や国内旅行の観光客などを取り込んでいく狙い。投資額は約10億円。
今回のリニューアルでは、従来シングルとダブルで構成していた部屋タイプを変更。シングル(267室)、ダブル(10室)、ツイン(14室)、デラックスツイン(11室)とし、シーンに合わせた利用ができるようにした。
共用部は、ホテルエントランスにゲートを設け、入口回りの外壁をレンガで引き締めることで風格のある佇まいと安心感を表現。また、ロビーには木材を多用し、木目を生かした落ち着きと和らぎのある空間を創出するとともに、ビジネススペースやミーティングルームなどを設置し、ビジネス顧客をサポートする。
客室は、稼動デスクやソファ下に荷物収納スペースを設置し省スペース化を図ったほか、全客室に冷暖フリー空調と加湿機能付空気清浄機を導入し、快適な睡眠をサポートする。