NPO法人日本ホームインスペクター協会(JSHI)は19日、11月17日に実施した第11回「公認ホームインスペクター資格試験」の合格者を発表した。
既存住宅(木造一戸建て、区分マンション)の流通に関わる住宅の状態を診断するために必要な建物と不動産流通の知識、診断のための検査方法などを問うもの。今回は、受験者784人のうち、214人が合格。合格率は27.3%だった。
合格者の属性は、建築関連の業種(新築・維持管理・設計)に携わる人が35%、不動産業が27%、リフォーム業が17%だった。昨年に続き、建築に関連する業種のニーズが高まっているが、金融や商社の合格者も微増し、業界を超えたニーズの高まりが伺えた。