アットホーム(株)は31日、不動産ポータルサイトに関する調査結果を発表した。不動産ポータルサイトを利用して賃貸物件を探している全国の18~39歳の男女455名を対象に、物件写真や不動産会社の情報などについてアンケートを実施。調査期間は2023年11月10~13日。
不動産ポータルサイトで住まいを探す際、物件写真を確認しているか聞いたところ、92.5%が「はい」と回答。物件写真で見るポイントは、居室では「窓の位置」や「コンセントの位置」、バス・トイレは「鏡の有無」や「温水洗浄便座の有無」、キッチンでは「コンロの数」や「まな板を置ける広さかどうか」だった。
住まいを探す際、不動産会社の情報を確認しているのは67.3%。物件の情報だけでなく会社の情報もあったほうが安心できるかを聞いたところ、83.1%が「そう思う」「ややそう思う」と回答した。会社の信頼度を重視し、「安心できる会社から部屋を借りたい」という意向が表れていると分析している。
不動産会社の情報として参考になると思うもののトップは、「不動産会社の店舗が取り扱っている物件数」(36.3%)。「オンライン相談・内見・手続きの可否」(34.6%)、「初期費用・家賃などのクレジットカード支払いの可否」「駐車場の有無」(34.3%)と続いた。
不動産ポータルサイトを見ている時間帯は、「平日の21~24時」が最多で46.8%を占めた。土日・祝日でも同時間帯の割合が高く、夜の時間帯に不動産ポータルサイトで住まい探しをしている傾向が見られた。