東急不動産(株)、アルサーガパートナーズ(株)、日本電信電話(株)、(株)NTTドコモは14日、IOWNを活用した次世代サービス開発に関する協業に向けた検討に合意したと発表した。
IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)とは、最先端の光技術を使い豊かな社会を創るためのネットワーク・情報基盤構想のこと。4社は、アルサーガパートナーズの本社オフィスの移転を契機に、共創の検討を開始。渋谷からIOWNを活用したサービスを開発・発信し、広域渋谷圏や他のまちにも導入を拡大する計画。新しいエンタメ・ビジネス体験の創出を目指していく。
第1弾として、「APN IOWN 1.0」(通信ネットワークの全区間で光波長を専有するオールフォトニクス・ネットワーク)を活用したリモート会議システム「Secure Hotline Powered by IOWN」の開発検討で合意。
同サービスは、離れた場所のパートナーとまるで対面しているかのような臨場感ある会議体験を提供。専⽤線による強いセキュリティ性や誰でも簡単に操作できるUX/UIデザインを目指す。
東急不動産は「OTN Anywhere」(ユーザとの接点になる装置)および実証実験場所を提供。アルサーガパートナーズは「APN IOWN1.0」対応のアプリケーション企画・開発、NTTはIOWNなどのNTT研究所技術活⽤に関する支援、ドコモはIOWNなどの最新技術を活⽤したサービスの検討を進める予定。