不動産ニュース

2024/3/19

収納に関する調査、9割超が「使いづらい」と回答

 (株)一条工務店は18日、「収納に関する意識調査2024」結果を発表した。全国の男女を対象に、2月6~14日にオンラインでアンケートを実施。有効回答数は928。

 「家の収納に関して悩んでいることはあるか」との問いに、55.5%が「家の収納スペースが少ない」と回答。「物が多すぎて収納できない」(54.5%)、「収納の使い勝手が悪い」(42.1%)と続いた。また、半数以上が「自宅の収納量よりも収納したい物が多い状況にある」と回答。そのうちの約2割が、容量の160%以上収納したい物がある、だった。

 「クローゼットや押し入れの収納が使いづらいか」との問いでは、「とても使いづらい」との回答が約4割(37.3%)。「やや使いづらい」(53.8%)と回答した人と合わせると、9割以上の人が使いづらさを感じていた。
 使いづらいと回答した845人に理由を聞いたところ、「収納量が少ない」との回答が約6割(57.2%)で最多。「物が取り出しにくい」(46.7%)、「仕切りが少ない」(43.4%)と続いた。

 キッチンの収納に関して困っていることでは、「収納スペースが足りない」との回答が約6割(58.3%)と最も多く、次いで「調理器具が収納しづらい」(55.3%)、「キッチン家電を置く場所がない」(43.5%)との回答。

 「物の量や置き場所で家族ともめたことはあるか」との質問には、約半数(50.4%)が「たまにある」と回答。「よくある」(22.8%)と合わせると、7割以上が物の量や置き場所で家族ともめた経験があることが分かった。また、収納が少ないために処分して後に後悔したという人は4割以上(41.9%)。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。