東急不動産(株)と東日本旅客鉄道(株)はこのほど、再生可能エネルギーファンド「合同会社Sandia(サンディア)」を設立。今後、東急不動産ホールディングスグループのノウハウを活用して両社で協業を進めると共に、再生可能エネルギー事業を促進していく。
設立と同時に、東急不動産が所有するリエネ白石太陽光発電所(宮城県白石市、定格容量約6.7MW)と、リエネ会津太陽光発電所(福島県河沼郡、同約4.7MW)の2案件を、Sandiaへ組み入れた。
Sandiaの運用に当たっては、東急不動産グループの再生可能エネルギー事業会社である(株)リエネがアセットマネージャーを担当。安定したファンド運用体制を構築する。
今後はSandiaに組み入れる再生可能エネルギー発電所の開発や買収などを進め、約100億円程度のファンド規模とする計画。さらに両社共同で取得、開発、アセットマネジメントなどの連携を進め、今後10年間で1,000億円規模のファンドを目指す。