(株)長谷工アーベストは14日、首都圏居住のモニターを対象とした「住んでみたい街(駅)ランキング」の調査結果を発表した。
2006年に4回にわたり、WEB形式により実施し、4,838件を集計した。
その結果、第1位は3年連続JR中央線「吉祥寺」駅となった。懐かしさと新しさに加え、独自の雰囲気を併せ持つ魅力的な街として、引き続き評価されている。
2位は東急東横線「自由が丘」駅、3位はJR東海道線「横浜」駅、4位はJR横須賀線「鎌倉」駅、同じく4位はJR山手線「恵比寿」駅、6位はJR山手線「品川」駅、7位はJR山手線「新宿」駅、8位は東急田園都市線「二子玉川」駅、9位は東急東横線「武蔵小杉」駅、10位は東急田園都市線「たまプラーザ」駅、同じく10位はJR京浜東北線「大宮」駅。
上位4位までは昨年のランキング10位以内に入っている街(駅)だが、6位~10位はほぼすべてが再開発中の街(駅)。特に9位の「武蔵小杉」は、大規模再開発で生まれ変わる東横線の新しい顔として、昨年の30位から大幅にランクアップしている。
居住都県別ランキングを見ると、東京23区・都下では「吉祥寺」、千葉県では「新浦安」、埼玉県では「大宮」が1位、神奈川県では「横浜」が2位と、現在居住しているエリアの街が上位になっており、地元志向の傾向が顕著となった。
年代別では、20代~30代には、「恵比寿」「横浜」などの交通便が良く、商業施設が充実しているまち(駅)、40代以上には「田園調布」「たまプラーザ」などの閑静な住宅街が人気。
50歳以上では、文化・歴史のある「鎌倉」が2004年から連続1位にランキングされており、根強い人気を誇っている。