住友不動産(株)が建設していた、日本最大の分譲マンション「ワールドシティタワーズ」(東京都港区港南)が完成した。
同物件は、東京モノレール「天王洲アイル」駅徒歩4分に立地。総開発面積約2.4ha。地上40階建てのアクアタワー(1,038戸)、地上42階建てのブリーズタワー(459戸)、地上41階建てのキャピタルタワー(593戸)の3棟構成で、総戸数は2,090戸。単独事業者による民間分譲マンションとしては、日本最大となる。建設地は、複数企業が倉庫として使用していたエリアで、2000年秋に取得していた。
マンション全体を6,000人が暮らすまちと捉え、「ALL IN CITY」をコンセプトに、24時間営業のスーパーや認可保育園、総合クリニックなどを誘致。マンション横の運河に設けた専用桟橋から居住者専用チャータークルーズを行なうなど、リゾート性も高めた。
住戸は、1R~4LDK、専有面積41平方メートル~132平方メートル。最多価格帯は6,200万円台(1期)、販売坪単価は平均242万円。04年5月に第1期として販売した400戸を皮切りに、これまでに2,018戸を完売している。なお、残りの約70戸については、09年3月期計上予定物件として、08年秋以降に販売する。