住友不動産(株)は17日、取締役会で内定した役員人事について発表、国土交通省の記者クラブで会見を行なった。
新社長には代表取締役兼専務執行役員都市開発事業本部長の小野寺研一氏が就任する。
小野寺研一氏は1970年早稲田大学政治経済学部卒業、同年4月に同社に入社し、ビル事業本部ビル開発部長などを経て、2001年常務取締役に就任、05年6月より代表取締役を歴任していた。
なお、現・代表取締役社長の高島準司氏は代表取締役会長に、現・代表取締役会長の高城申一郎氏は相談役にそれぞれ就任する。
また、現・代表取締役相談役の安藤太郎氏は取締役相談役に、現・代表取締役の大橋正義氏は取締役兼住友不動産販売(株)代表取締役社長となる予定。
会見で小野寺研一氏は、「これまで事業部で再開発事業などに携わってきたが、その経験を生かしていきたい。“ビルや土地はわれわれでつくるもの”という考えの下、業務に取り組んでいきたい」などと述べた。
2007年6月28日の定時株主総会および総会終了後の取締役会で正式決定となる。