日本土地建物(株)と大和ハウス工業(株)は、東京都港湾局主催の一般公募型プロポーザルコンペ「臨海副都心有明南A区画」(東京都江東区)の事業において、事業予定者として選定された。
両社は、有明をはじめとして青海・お台場地区が国際都市・東京のコアエリアとして今後さらなる発展をしていくものと考え、「国際性と賑わい」があるまちづくりをめざすとともに、地域貢献と安定的な事業収支基盤構築を実現するプロジェクトを提案していく。
同プロジェクトは、敷地面積1万150平方メートル、延床面積7万1,065平方メートル、S造・一部SRC造地上20階地下1階塔屋1階建ての業務・商業複合ビル(ビル賃貸業)を建設するもので、用途は事務所、集会所、店舗、駐車場となっている。
建物の中心に「国際基準を満たすコンファレンスセンター」を設置し、新たな賑わいを創出するほか、災害時はテナントや周辺帰宅困難者のために、防災備蓄倉庫や仮設トイレ等の設備を用意するなど、まちづくりへの貢献も実現していくとしている。
着工が2008年10月、竣工は2010年9月、開業は2011年1月を予定している。