東京建物不動産販売(株)は13日、2007年12月期決算を発表した。
当期(07年1月1日~12月31日)の連結営業収益は206億6,400万円(前年同期比17.7%増)、営業利益40億8,900万円(同55.6%増)、経常利益38億200万円(同56.2%増)、当期純利益22億3,600万円(同41.7%増)の大幅増収増益。
主力の仲介事業は、仲介店舗の増設と移転・増床など営業基盤の強化を実施。手数料率の改善に伴う売買仲介手数料の増加や、不動産コンサルティング等に伴う関連収益の増加により、営業収益51億4,900万円(同15.5%増)、営業利益21億7,900万円(同15.1%増)を達成。
アセットソリューション事業では、販売用不動産等の売上高の増加やファンド保有物件の売却に伴う配当の増加等により、営業収益91億1,600万円(同23.5%増)、営業利益22億6,400万円(同108.3%増)を計上。
賃貸事業も管理戸数が1万194戸(同31.6%)と伸長するなど、営業収益25億6,800万円(同15.8%増)、営業利益5億1,400万円(同77.3%)となった。
次期については、連結営業収益235億円、営業利益43億円、経常利益41億円、当期純利益24億5,000万円を見込んでいる。なお、07年12月期の配当は、業績の伸長に加え、東証1部上場記念配当を実施。1株あたり配当金は22円(普通配当20円、記念配当2円、前年同期実績16円)とする。