イオンモール(株)は12日、多機能複合型ショッピングモール「(仮称)イオンモール常滑」(愛知県常滑市)の出店を決定したと発表した。
計画地は、愛知県企業庁の所有する、中部臨空都市空港対岸部(約123ha)の一部となる「りんくう常滑駅北街区およびその周辺用地」。名古屋鉄道空港線「りんくう常滑」駅、知多半島横断道路「りんくう」ICに隣接する、電車や自動車での広域交通アクセスに恵まれた立地。敷地面積は16万平方メートル。
また、対岸部の「空港島」には、年間約1,500万人が利用する中部国際空港「セントレア」が位置。また、計画地に隣接する海岸部は、空港を一望できる人工海浜が整備されており、自然環境や景観にも恵まれた立地となっている。
施設は、2つの核店舗をエンターテインメント、カルチャー機能など併せもった専門店街で結ぶ、「2核1モール型ショッピングモール」を計画。
建物は、自然環境あふれる景観に配慮したデザインや、ユニバーサルデザインを導入。温室効果ガス削減のための「環境負荷軽減設備」の導入も検討する。
同社では、空港および同施設利用者との相乗性を高めることにより、中部臨空都市「空港対岸部」の先導施設として、また常滑市におけるランドマークとして、地域の発展に寄与していきたい、としている。
オープンは2009年秋の予定。