日本リテールファンド投資法人(JRF)は28日、「イオン札幌発寒ショッピングセンター」(札幌市西区)の信託受益権取得を決定したと発表した。
同物件は、札幌駅から4駅の場所にある函館本線「発寒」駅から南に約250mに位置。敷地面積は全体で6万840.79平方メートル(うち7,797平方メートルは土地転借権)、鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階4階建て、延床面積10万2,169平方メートルの複合商業施設。1~3階が売場となっており、駐車スペースは施設全体で約2,360台の車両の収容が可能。取得価額は184億4,000万円、売買契約締結・取得予定日は3月31日。取得先は、発寒SC特定目的会社(東京都港区、取締役:高垣宗次郎氏)。
交通量の多い広域道路と接道しており、自動車でのアクセスが容易なこと、1999年に地下鉄東西線延長部(琴似~宮の沢間)が開通したことによって利便性が高まり、商圏人口の増加が続いていることなどから取得した。