(株)アーバンコーポレイションは15日、2008年3月期決算を発表した。
当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結売上高は2,436億8,500万円(前年同期比35.0%増)、営業利益696億3,600万円(同13.7%増)、経常利益616億7,700万円(同9.4%増)、当期純利益311億2,700万円(同3.6%増)であった。
不動産流動化事業における優良収益物件の販売が拡大したことなどから、売上高、営業利益、経常利益、純利益ともに過去最高を記録。
セグメント別にみると、不動産流動化事業では、都心部や地方主要都市のプライムエリアにおける開発物件が、当初想定を上回る価格で販売できたことなどにより、売上高1,633億5,700万円(同29.3%増)、営業利益696億4,900万円(同15.7%)となった。
また、分譲不動産事業においては、中国、関西、首都圏の3拠点で展開した分譲マンション販売が前年度比で増加するなど、売上高452億8,500万円(同58.5%増)、営業利益43億1,900万円(同13.3%増)となった。
アセットマネジメント事業においても、収益性の高い私募ファンドの運用による預資産残高の積み上げが順調に進展。預資産残高の拡大による管理報酬など各種フィー収入の増加によって、売上高は87億2,600万円(同119.0%増)、営業利益44億6,400万円(同131.0%増)となった。
なお、次期の連結業績は売上高3,235億円、営業利益588億円、経常利益500億円、当期純利益24億円を見込んでいる。