(株)ジョイント・コーポレーションは8日、オリックスグループに対し総額100億円の第三者割当増資を行なうと発表した。これによりオリックスグループは、ジョイント・コーポレーションの総議決権数の39%を保有する筆頭株主となり、ジョイントコーポレーションはオリックス(株)の持分法適用会社となる予定。第三者割当増資の内訳は普通株式約40億円、A種優先株式60億円。
またオリックスは、ジョイント・コーポレーションに対し、新規プロジェクト用地等の取得資金として200億円を極度額とした融資枠を設定するという。
なおオリックスグループは、今回の資本参加は純投資であり、オリックスグループの不動産事業の拡大を目的とするものではないとしたうえで、ジョイント・コーポレーションの企業価値向上に資すると思われる既存・新規の個別プロジェクトについて、オリックス不動産(株)との協業による不動産共同投資事業の展開などを検討していく予定。