不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/8/7

東京のオフィスビル空室率7.57%、大阪9.33%といずれも上昇/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は7日、2009年7月末時点の東京のオフィスビル市況調査を発表した。

 東京ビジネス地区(都心5区)の空室率は、平均で7.57%(前月比0.32ポイントアップ)と上昇した。

 空室率の増加は、大型既存ビルの募集面積がエリアを問わず増えたことにより、空室在庫が約2万2,000坪増加したため。
 一方、移転動向については、消極的な移転が主流を占めており、同社は「市況の先行きには不透明感が強まっている」と分析している。

 また、大阪ビジネス地区のオフィスビル空室率は、9.33%(同0.14ポイントアップ)。心斎橋・難波地区で新築・既存ビルを問わず成約が進んだものの、他地区で募集面積が増加したことにより、空室在庫が約4,200坪増加したため。

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2024/9/19

記者の目を公開しました

新オフィス完成に向けた”トライアルオフィス”」を公開しました。野村不動産(株)は現在、東京都港区の芝浦エリアで、約4.7haに及ぶ再開発事業「BLUE FRONT SHIBAURA(芝浦プロジェクト)」を推進中。同社グループではその移転に先立ち、建て替え予定のビルに「トライアルオフィス」を設置。各社各部署の就労者が一定期間そこで働く取り組みを実施しています。トライアルオフィスを取材しました。