東京建物(株)と大成建設(株)は30日、「(仮称)大手町1-6計画」のホテル部分にアマンリゾーツグループが進出すると発表した。
「(仮称)大手町1-6計画」は、(有)東京プライムステージが東京建物に開発業務を委託し、東京建物が大成建設とともに開発計画を推進している大規模複合ビル事業。
同計画地は東京メトロ丸の内線や東西線など5路線の「大手町」駅に囲まれた交通利便性の高い立地。建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨鉄筋コンクリート造(地上は鉄骨造)地下6階地上38階塔屋3階建て。敷地面積は1万1,037.84平方メートル、延床面積は約19万8,000平方メートルで、事務所・ホテル・店舗などが入居する。
また、仲通りの歩行空間機能を大手町地区へ先導する緑豊な広場空間「(仮称)大手町の森」を整備するほか、駅機能の強化などに取組むことで、東京の国際競争力の強化に資するまちづくりを進めている。
今回進出するアマンリゾーツグループは、「アマンプリ」や「アマンダリ」といった国際的に高い評価を受けるラグジュラリーホテルを世界主要都市で展開している。
同計画においては、超高層複合ビルの上層階部分に「AMAN,TOKYO」をオープンする予定で、国際交流拠点の形成と新たな都心の魅力創出に寄与していくとしている。
なお、同日計画地内で起工式を執り行ない、東京建物取締役会長・南 敬介氏や大成建設代表取締役社長・山内隆司氏が出席した。