ダイビル(株)は16日、同社が開発した「中之島ダイビル」(大阪市北区)が、「CASBEE 大阪 OF THE YEAR 2009」を受賞したと発表した。
同賞は、「CASBEE 大阪(大阪市建築物総合環境評価制度)」に基づき届け出された民間の建築物のうち、特に評価が高い作品を竣工年ごとに顕彰するもの。
「中之島ダイビル」は鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、地上35階地下2階塔屋3階建て。延床面積は7万9,543平方メートル(2万4,062坪)。外装には、省エネ型デザイン「エコロジカル・ファサード」を採用。さらに、断熱性に優れた複層ガラスカーテンウォールおよび自然換気を最大限利用するベンチレーションシステムにより、極めて高い環境性能を実現。また、熱源には河川水を利用した「地域冷暖房システム」を採用するなど、さまざまな最新環境設備を取り入れている。
表彰式は26日に大阪市公館で行なわれる予定。