(株)レックアイは、住宅・不動産会社向けのマンション・一戸建て住宅の売買仲介用業務支援システム「BMS(ビーエムエス)」を開発、4月20日より営業を開始する。
「BMS」は、(1)物件の仕入れ情報や媒介契約、売主・物件情報の管理を行なう「PDM(プロジェクト管理システム)」、(2)インターネット反響者等の見込み客情報の効率的な営業活動を支援する「SFA(営業部門の効率化システム)」、(3)契約申込みから契約、営業入金、ローン、顧客間精算、住宅の鍵の引渡しまでのプロセスを管理する「CRM(顧客情報管理システム)」の3つのシステムを一元的に管理することで、不動産売買仲介の全業務の作業効率をアップさせるシステム。
同システムを導入することにより、営業担当者が不在時でも別の営業担当者が容易に操作でき、また、仕入れた物件の属性から対象見込み客を検索できるなどのメリットがある。さらに、購入希望地域等の条件で絞り込んだ見込み客にメールを一斉同報したり、ダイレクトメール用宛名ラベルを印刷できるなどの営業活動も効率的にサポートすることが可能。
6日に行なわれたプレス向け記者発表の席上で、同社代表取締役社長・鈴木徳之氏は「同システムは、インターネットと社内業務との連携を可能にするため、作業効率は大幅に向上する。8月からは随時、同システムを納入できる体制を整えている。2010年度末には、標準メニューを1社につき5万円ほどで提供していきたい」などと語った。