(財)住宅保証機構は7日、住宅瑕疵担保履行法にもとづく「住宅リフォーム瑕疵担保責任保険」の認可を取得したと発表した。
同保険は、住宅リフォーム事業者が、リフォーム工事部分の瑕疵について瑕疵担保責任を履行した場合に、その損害を填補するもの。リフォーム事業者が倒産等により瑕疵担保責任を履行できない場合には、リフォーム発注者に対して直接保険金を支払う。
保険契約者はリフォーム工事の請負人である事業者で、保険対象となる工事は一戸建住宅および共同住宅等に対して実施するリフォーム工事。
保険期間は、(1)構造耐力上主要な部分が基本的な耐力性能を満たさない場合、(2)雨水の侵入を防止する部分が防水性能を満たさない場合がそれぞれ5年間。(1)、(2)以外の部分が社会通念上必要とされる性能を満たさない場合が1年間となる。なお、保険金額は最大1,000万円。
また同日、住宅瑕疵担保責任保険「まもりすまい保険」について、共同住宅等にかかる保険料を改定し、平均約13%の引下げを行なった。同改定は、2010年4月9日以降に保険申込みを受け付けた契約より適用する。詳細は同機構ホームページ参照のこと。