(株)フラットエージェンシーはこのほど、築35年の学生アパートを、日本人学生と外国人留学生の交流を促す学生寮「シェアフラット・アラ」(京都市北区、36戸)にリノベーションした。
同物件は、木造瓦葺2階建て2棟で構成。改修前は各居室にあったキッチンを取り外し、入居者同士が集える「談話室」に新たに設置したほか、「パティオ」を設けるなど、入居者同士のコミュニケーションを促している。
なお、敷地内(敷地面積は849.57平方メートル)には、「交流の場」をコンセプトに、ベンチや石の腰掛を設けた。
各居室(6畳、1階洋間・2階和室)にはシャワールームとトイレ、ベッド、机・椅子、冷蔵庫などを完備。
賃料は、月額3万円、敷金3万円で、大学との契約の場合は月額2万9,000円、月額共益費5,000円。すでに、同志社大学から留学生20人の入居推薦を得た。
同社では、日本人入居者と留学生の交流が図られるような催しの企画を計画している。