アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は24日、「レジディア渋谷桜丘」(東京都渋谷区)、「レジディア国領」(東京都調布市)、「メロディハイム新大阪」(大阪市東淀川区)を譲渡すると発表した。
同投資法人では、旧アドバンス・レジデンス投資法人と日本レジデンシャル投資法人の合併による負ののれん発生益を生かした資産の入替えを継続的に実施している。今回の譲渡もポートフォリオの構成等を総合的に勘案し決定したもので、売却益8億4,400万円は一部を有利子負債の一部期限前弁済に充当する予定。
「レジディア渋谷桜丘」は、敷地面積963.03平方メートル、延床面積4,931.09平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階付12階建ての居宅。譲渡予定価格は31億8,000万円で売却損益は▲3億2,600万円。
「レジディア国領」は、敷地面積801.61平方メートル、延床面積1,811.86平方メートル、鉄筋コンクリート造陸屋根6階建ての共同住宅。譲渡予定価格は7億3,500万円で売却損益は▲2億1,400万円。
「メロディハイム新大阪」は、敷地面積985.49平方メートル、延床面積3,286.30平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根10階建ての共同住宅。譲渡予定価格は5億5,200万円で、売却損益は▲1億7,700万円。
取引完了後の同投資法人のポートフォリオは176棟、取得価格は3,382億円となる。