アパグループ(東京都港区、代表:元谷外志雄氏)は2日、創業40周年記念式典を開催。併せて、人生哲学書「座右の銘が語る藤誠志の生き様」の出版記念、日本の再興にかける人材育成をめざす「勝兵塾」の発足発表会を行なった。
同書は、創刊20周年を迎えた月刊誌「Apple Town」誌上に、グループ代表の元谷氏がペンネームの「藤 誠志」名義で連載してきた「アパ的座右の銘」を1冊にまとめたもの。2003年より発表し続けてきた96編が収められている。6月中旬に発売予定。
一方「勝兵塾」は、同書を教本に元谷氏が自らの人生哲学を語り、未来の日本社会に貢献できる人材を育成するための塾。入会資格は、満20歳以上、政治家や官僚、経営者をめざす男女で、藤氏の生き様に共感を持った者(資格審査有)。入会金は1万円、会費は1回当たり社会人が3,000円、学生1,000円。活動は毎月木曜日の月例会と、年に1度の総会への参加となる。第1期の講師・特待生には、衆議院議員の中川秀直氏や、愛知県知事の大村秀章氏らが、特別講師・顧問には第29代航空幕寮長の田母神俊雄氏やデヴィ・スカルノ氏らが名を連ねている。
式典で挨拶した元谷氏は「創業40周年を区切りに、事業を拡大させるだけではなく、自分の国のことを誇らしく語れない、そういう情けない国にしてしまった日本をまっとうな国にするために塾を立ち上げた。5年間で会員数を1万人まで増やし、いずれ塾生の中から総理大臣を出していきたい」などと述べた。