有楽土地(株)は8日、名鉄不動産(株)など5事業者と共同で開発している大規模マンション「Green Green」(千葉県習志野市、総戸数270戸)の第1期第1次30戸、2次20戸、第2期1次25戸が連続で即日完売したと発表した。
同プロジェクトは、京成本線「実籾(みもみ)」駅徒歩11分に位置し、2008年に分譲を開始した「ユトリシア(全5棟、総戸数1,453戸、敷地面積6万3,034.29平方メートル)」の「参番街」に当たるもの。
鉄筋コンクリート造地上14階建ての分譲マンションで、敷地面積1万956.28平方メートル、延床面積2万5,279.78平方メートル。
壱番街・弐番街はすでに分譲を完了しており、同プロジェクトには“家族の森プロジェクト「Green Green」”という愛称が設定されている。
間取りは3LDK~4LDK、専有面積は76.40~123.26平方メートル。販売価格は2,300万~4,900万円台。
即日完売の理由について同社は、(1)日照や通風に恵まれた「南傾斜高台」に位置し、湾岸の埋立地よりも固い地盤の台地に位置していることから、液状化が起こりにくく津波が発生した場合の浸水の可能性が低いこと、(2)建物全体を支える強固な基礎と耐久性を高めるダブル配筋などの採用で地震時の耐久性が高いこと、(3)非常用マンホールトイレや地震管制自動着床機能付エレベーターなどの防災設備が評価されたこと、などをあげている。