不動産ニュース / イベント・セミナー

2011/9/6

「競売不動産取扱主任者」資格を創設、12月に初の認定試験/不動産競売流通協会

 一般社団法人不動産競売流通協会(東京都港区、代表理事:吉村光司氏)は、協会認定の任意資格「競売不動産取扱主任者」を創設。12月4日に、東京、大阪、福岡の各会場で、初の認定試験を実施する。

 一般消費者の競売不動産に対する注目が高まるなか、競売不動産のアドバイスを的確に行なえる事業者・人材が必要とされていることから、一般消費者に対して競売不動産の入札から、落札、明渡しまでに必要な知識および能力に関する試験を行ない、試験合格者に主任者証を交付し、競売不動産に関する一定水準の知識、能力を証明することが狙い。資格制度を設けることによって、トラブルを防止し、消費者に対して安心を与えるほか、事業者の信用力、信頼感の向上につなげていく。

 受験対象者は、宅地建物取引主任者資格試験合格者。9月15日~10月28日まで申込みを受け付ける。受験費用は、9,500円。詳細は、同協会ホームページ(http://fkr.or.jp/exam)参照。

 なお、同協会は、不動産競売物件情報の分析と公開、不動産競売流通関係の法制・税制・金融の諸制度の調査研究と改善に向けての政策提言、インターネットによる不動産競売物件の分析と情報公開等で、不動産競売市場を健全かつ明瞭にすることを目的に、2008年発足。現在の会員数は、約110社。

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