(財)日本賃貸住宅管理協会は4日、国際交流委員会が中心となり実施している「JPM留学生インターンシップ制度」の第2期修了式を開催した。
同制度は、外国人留学生に不動産管理会社の実務を体験させ知識を深めてもらい、就職活動を支援するのが目的。今回は、中国・韓国・台湾籍の11名が参加。同協会会員である1都3県の10社に加え、熊本・愛知の2社が受入企業として名乗りをあげ、7月中旬から9月にかけての約4週間、留学生に実務研修を実施した。
修了式では、卒業生である第1期インターンシップ生が挨拶した後、受入れ企業担当者が修了証書と記念品を授与。インターン生3名によるレポート発表のほか、受入企業とインターン生による報告会を行なった。
修了式の冒頭挨拶した、同委員会委員長の荻野政男氏は「あっという間の研修期間だったが、留学生の皆さんにとっては、日本の不動産賃貸業を知り、社会勉強もできた記憶に残る4週間だったのではないだろうか。皆さんには今後、ぜひ日本と外国とのパイプ役となってほしい。今後も引き続き、インターンシップ制度を推進していきたい」などと語った。