ミサワホームは、戸建住宅の新商品「HYBRIDFORM(ハイブリッドフォルム)」を発表。17日、群馬県太田市のモデルハウスを報道陣に公開した。
狭小敷地や斜線制限などの制約下でも、広く快適に、自由に暮らせる工夫や提案を盛り込んだ、設計自由度の高いハイブリッド系(セラミックウォール)の新商品。外観デザインは「ミニマムスペース」に対応するため、フラットルーフを採用。居住スペースは、スケルトン・インフィル設計のため、ライフスタイル・ライフステージに合わせて間取りの変更ができる。モデルでは、在宅勤務などを意識した、リビング隣接のワークスペース「ミニラボ」や、家族のコミュニティスペース「ホームコモンズ」などの提案を行なっている。
太陽光発電システム、SNS機能付きHEMS「enecoco(エネココ)」、蓄電池などによるスマートハウス化も可能とした。鉄骨ラーメン構造・ユニット工法で、東西反転プランを含む全24プラン。価格は3.3平方メートル当たり63万9,000円から。2013年1月11日から販売を開始。年間100棟の販売を目指す。
同日会見した同社代表取締役 常務執行役員の横田純夫氏は、「これまでミサワホームセラミックの商品は一次取得者層向けのものが多かったが、『HYBRIDFORM』のような建て替え向け商品も充実させ、需要を取り込んでいきたい」などと話した。