不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/6/28

窓から見えたらうれしい世界遺産、「富士山」がトップに/アットホーム

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、“富士山と住まいの眺望”に関する意識調査を実施、結果を公表した。

 東京都内の賃貸物件に住む20~50歳代の男女600名を対象に実施したもの。調査方法はインターネットリサーチで、調査期間は6月19~21日。

 富士山の世界遺産登録に関する感想では、「うれしい」が69.2%に達した。富士山は日本の象徴だと思うか、との問いに対しては「思う」が89.3%と大多数を占めた。
 住まいの窓から富士山が見えたらうれしいかをたずねたところ、67.2%が「うれしい」と回答。なお、現在の住居から富士山が見えるとの回答は7.2%にとどまった。

 住まいの窓から富士山が見える場合、家賃にしていくら程度の価値があるか、という問いに関しては、富士山が小さく見える遠景の場合は月額4万6,800円、窓から大きく富士山が見える近景の場合は月額5万3,000円という結果に。
 金額の分布では1,000円~1万円台の回答が最も多い傾向がみられる一方、11万円以上が1割を占めたほか、50万円以上との回答もあったことから、平均額が高額となった。

 住まいの窓から見えたらうれしい世界遺産についてでは、「富士山」(51.7%)がだんとつのトップとなり、2位以下の「厳島神社」(17.2%)、「自由の女神像」(16.0%)を大きく引き離した。そのほか日本の世界遺産では「清水寺」(12.0%、6位)と「姫路城」(9.8%、7位)がトップ10内にランクインしている。
 なお、今の住居からの眺望への満足度については、「満足していない」との回答が66.6%にのぼり、その理由については「ビルやマンションばかりだから」「隣の家しか見えないから」といった声が多く寄せられた。一方、「満足している」(25.5%)理由としては、自然が見えること、東京タワーやスカイツリーといったランドマーク、夜景などが見えることが挙げられた。

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