国土交通省は10日、2014年4月の「建設工事受注動態統計調査報告」を公表した。
同月の建設工事受注高は5兆6,701億円(前年同月比17.3%増)。うち元請受注高は3兆9,815億円(同26.1%増)、下請受注高は1兆6,887億円(同0.8%増)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆3,387億円(同89.0%増)。新しい推計方法を開始した13年4月以降、12ヵ月連続の増加となった。民間等からは2兆6,428億円(同7.9%増)で、6ヵ月ぶりの増加。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、1兆3,563億円(同112.9%増)。うち国の機関からの受注は9,228億円(同194.4%増)、地方の機関からの受注は4,335億円(同34.0%増)だった。
民間等からの建築工事・建設設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は6,350億円(同55.4%増)。