三菱地所レジデンス(株)は、「洗面室のモンダイ」を解決した洗面室シリーズ3商品を開発した。
3商品は、住まいに関するものづくり活動「EYE'S PLUS(アイズプラス)」から生まれたもの。2013年より開始した同活動は、顧客の声にプロの視点を加え、新たな価値をプラスしていくものづくりの取り組み。
入居者・契約者を対象とした「三菱地所のレジデンスクラブ」(約21万世帯)、購入検討者の会員組織「ザ・パークハウス クラブ」(約18万件)、顧客との相互交流が可能なWEBサイト「スマイラボ」などを通じて顧客の声を集め、新商品を開発。順次「ザ・パークハウス」に導入しており、「EYE’S PLUS」の名を冠にした商品としては、現在10種類の商品実績がある。
今回は洗面室をテーマに、特に多かった(1)洗濯カゴを置くスペース、(2)バスタオルの収納、(3)入浴後の着替えを置くスペース、(4)ぬれたバスタオルを乾かしてから洗濯機に入れる、(5)洗面化粧台を2人並んで使う、の「洗面室のモンダイ」を試作品での検証を経て、新たに開発した。
リネン庫「EYE'S PLUS STORAGE LINEN」(アイズプラス ストレージ リネン)では、洗濯カゴを置くスペースと、入浴後の着替えや洗剤などの収納に使えるオープンスペースを設置。浴室「EYE'S PLUS BATHROOM 2015」(アイズプラス バスルーム2015)では、使用後のバスタオルを乾かす場所を確保するため、ユニットバス扉にバーを2本設置。また、洗面化粧台「EYE'S PLUS LAVATORY 2015」(アイズプラス ラバトリー2015)では、洗面ボウルを片寄せにし、ボウルの位置に合わせ三面鏡の割り付けを工夫。忙しい朝でも2人並んで使用できる。
同社では、新たに開発した3商品を、15年4月以降順次「ザ・パークハウス」物件に導入していく。