貸会議室・宴会場運営の(株)ティーケーピー(TKP)は25日、アパホテル(株)とフランチャイズ契約を締結して開発を進める「アパホテル<TKP日暮里駅前>」(東京都荒川区、客室数278室)の起工式を執り行なった。
同ホテルは、宿泊施設とレストランを併設した都市型ハイブリッドホテルで、1階を会議室フロアとする予定。アパホテルとのFC契約におけるプロジェクトは、「アパホテル<TKP札幌駅前>」に次いで2棟目で、首都圏では初。
JR山手・京浜東北・常磐線、京成線・日暮里舎人ライナー線「日暮里」駅徒歩2分に立地。敷地面積588.42平方メートル、延床面積4,156.56平方メートル、鉄骨造地上15階建て。ホテル建設はアパグループが企画、監修を行ない、竣工まで全面的にバックアップする。
全客室には、アパホテルオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」や卵形浴槽、オリジナルのユニットバスを設置。50型以上の大型テレビのほか、LED照明や複層ガラス、遮熱カーテンの導入により環境面にも配慮する。
起工式後の記者会見で、同社代表取締役社長の河野貴輝氏は「当社は国内外に直営の会議室を1,451室、総席数10万6,031席を展開している。貸会議室事業の推進とともに、宿泊需要にも対応できるホテル開発も積極的に展開していきたい。3年以内に10棟を建設する予定。また、成田空港からのアクセスの良さを活かし、訪日外国人の受入体制も整えていく」と抱負を述べた。
なお、竣工・開業は2016年12月の予定。