


三井不動産(株)と東急不動産(株)がかねてより計画推進してきた「日本橋一丁目ビルディング」内の商業施設「COREDO日本橋」が30日、グランドオープンを迎えた。
「COREDO日本橋」は、「時を超えて」をテーマにしており、百貨店や老舗名店に象徴される伝統的な商業の街「日本橋」に、現代的スタイルを加え、衣・食・住・遊の生活シーン全般にわたって提案しているのが特徴。
ソニープラザの大型新業態店舗「Serendipity(セレンディピティ)」や、スペインの2つ星レストランなど個性的な33のテナントによって構成されている。
グランドオープンにあたって、三井不動産の岩沙社長は「COREDO日本橋自体は20~30歳代後半、40歳代前半がメインターゲットになるが、先日開通した『メトロリンク日本橋』(無料巡回バス)などによる地域各店舗との回遊性も高まる。それによって、地域全体を魅力ある街にしていく“フラッグシップ”となってくれるものと期待している」と述べた。
また、東急不動産の植木社長は「当社にとって日本橋は、創業以来の深いなじみのある街。2003年に創業50年を迎え、節目の事業として、日本橋再生事業がスタートしたことはまことに喜ばしい。今後とも積極的に関わっていきたい」と今後の抱負を語った。