不動産ニュース / その他

2016/8/25

ARI、栃木と北海道でSCを取得

「イオンモール苫小牧」外観
「イオンモール苫小牧」外観
「イオンモール小山」外観
「イオンモール小山」外観

 イオンリート投資法人(ARI)は24日、栃木と北海道の「イオンモール」の取得を決定した。

 取得するのは「イオンモール小山」(栃木県小山市、取得予定価格62億8,000万円)、「イオンモール苫小牧」(北海道苫小牧市、取得予定価格78億4,000万円)の不動産信託受益権。取得価格合計は141億1,200万円。取得先と取得日は、小山がイオンリテール(株)で29日、苫小牧が特定目的会社メビウスガンマで9月1日。売買契約締結日はいずれも25日。

 「イオンモール小山」は、イオンモール(株)が運営する大規模商業施設。「イオン小山」を核に約80の専門店を擁するRSC(広域商圏型ショッピングセンター)。開業は1997年4月だが、2008年10月に専門店区画を増床。安定かつ長期的な運営実績を持つ物件。JR「小山」駅北東約3kmに所在し、県道33号線および339号線に面したアクセスに優れており、イオンモール小山周辺には大型工場があるほか、東側には小山東部工業団地もあり、工場勤務者世帯が多いエリア。敷地面積は5万119.61平方メートル、延床面積は4万7,872.33平方メートル、店舗棟が4万7,872.33平方メートル。稼働率は100%、年間総賃料収入は5億5,800万円。

 「イオンモール苫小牧」は、イオンリテール(株)が運営する大規模商業施設の一つで、イオン北海道(株)が運営する総合スーパー「イオン苫小牧店」を核に約120の専門店を擁するRSC。道南最大規模の商業施設面積および駐車場台数を有し、エリア唯一のモール型S.C.として安定かつ長期的な運営実績を持つ物件。JR「苫小牧」駅北東約4kmに所在し、国道36号線に面し、敷地面積は13万9,751.46平方メートル、延床面積は7万1,308.33平方メートル、店舗棟が7万1,308平方メートル。稼働率は100%、年間総賃料収入は6億8,300万円。
 
 今回の取得により同投資法人の保有物件は30件、取得予定合計価格は2,642億5,200万円となる。

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