2024/10/04 18:00更新
分譲住宅で共用のDIY工房などを提案/小田急不

 小田急不動産(株)は3日、分譲住宅「LEAFIA(リーフィア)」の新商品・サービス開発プロジェクト「想いカタチ.ファクトリー」の第9弾「ライフジャンプ」を開発したと発表した。


 急速に変化する生活スタイルや多様化する暮らしの中で、「顧客が暮らしや住まいに対して求めているけれどまだ充たされていない隠された欲求」を探るインサイトリサーチを実施。その結果、「これまでの自分では持ちえなかった新たな生活発想により、暮らしに勢いが増す」という傾向が見られたことから、(1)アクティブに、暮らしを広げる、(2)習慣ではなく、感情に突き動かされた新たなチャレンジ行動により、暮らしがより良くなる、(3)住まう人が「今日もがんばろう」と前向きになる仕掛けで生活に活力を与える、の3つをテーマとして商品・サービスに取り込む。


 一例として、居住者がDIYやアート、手工芸等の創造的な活動に取り組める「みんなのDIY工房」を提案。マンションの共用部に導入することで、必要な道具や材料を共有でき、新たに道具を買いそろえる必要がなくなる。また、工房は壁面を有孔ボードにすることで工具などを掛けられるようにするほか、床面を汚れを気にすることなく作業ができるよう土間仕上げにする。
 なお、「みんなのDIY工房」は販売中の分譲マンション「リーフィアレジデンス古淵」(相模原市中央区、総戸数34戸)に導入している。


 また、居室内の壁一面(建具)を開閉式のホワイドボードにする「らくがきレコーディング・ウォール」を提案。週末の予定や夕飯のメニュー候補、宿題や習い事のこと等を自由に書き込める壁とすることで、家族の考えを蓄積し、これまで起きなかったアイディアが生まれ化学反応が起きる仕組みとしている。


 今後も引き続き、「リーフィア」シリーズへの導入を検討していく。



「リーフィアレジデンス古淵」内の「みんなのDIY工房」



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