(公財)不動産流通推進センターは20日、2024年10月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。
新規登録件数は35万9,914件(前年同月比3.0%減)と7ヵ月連続のマイナスとなった。成約報告件数は4万8,011件(同0.8%減)と3ヵ月ぶりにマイナスに転じた。総登録件数は86万6,708件(同4.5%減)と、5ヵ月連続のマイナス。
売り物件については、新規登録件数が12万6,493件(同0.6%減)と2ヵ月連続でマイナスに。成約報告件数は1万6,038件(同2.3%減)と17ヵ月ぶりにマイナスに転じた。総登録件数は42万9,463件(同8.7%増)となり、29ヵ月連続で増加した。
賃貸物件については、新規登録件数が23万3,421件(同4.2%減)となり、32ヵ月連続で前年同月を下回った。成約報告件数は3万1,973件(同0.1%減)と3ヵ月ぶりのマイナスに。総登録件数は43万7,245件(同14.7%減)と、26ヵ月連続減。
売り物件を取引態様別に見ると、新規登録のうち媒介契約が8万1,701件(同2.2%増)。このうち専属専任媒介が1万2,087件(同0.4%減)、専任媒介が4万3,454件(同2.4%増)、一般媒介が2万6,160件(同3.1%増)。売り主は4万2,788件(同5.8%減)、代理は2,004件(同5.0%増)。
成約報告については、媒介契約が1万3,440件(同0.4%増)。そのうち専属専任媒介が2,556件(同1.8%減)、専任媒介が8,940件(同1.1%増)、一般媒介は1,944件(同0.4%増)。売り主は2,536件(同14.5%減)、代理が62件(同1.6%減)だった。