三井不動産(株)は23日、台北市初となるららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港」(台北市南港)を、3月20日にグランドオープンすると発表した。
同社は、台湾三井不動産股份有限公司を通じて事業を推進。同施設は、中国信託金融ホールディングス傘下の台湾人寿保険股份有限公司により大規模複合開発が行なわれている「中国信託金融園区」に位置。同社が運営するららぽーと以外に、オフィス、多機能ホール、宴会場などで構成する。
台北地下鉄文湖線「南港ソフトウェアパーク」駅徒歩1分、台北地下鉄板南線・文湖線「南港展覧館」駅徒歩3分に立地。敷地面積約4万1,500平方メートル。鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上27階地下5階建て。延床面積約15万7,000平方メートル。
商業部分は地下1階〜地上6階。店舗面積約7万平方メートル。
台北市では初出店となるスーパーマーケット「LOPIA」や、日系・インターナショナルファッションブランド、2ヵ所のフードコートを含め、約280店舗が出店する。4月以降にシネマと約20店舗のレストラン、2026年上半期に大型エンターテインメント施設「キッザニア」が順次開業し、全店舗開業タイミングで約300店舗規模の施設となる。
地上1〜6階の吹き抜け空間が特徴の「ムスビテラス」では、木目と金属調のルーバーを組み合わせたデザインを採用。1階にはイベントに対応した広場を設け、3階には大型LEDディスプレイを設置する。体験価値を提供し、エリアのにぎわいを創出する。