
(株)サンシャインシティは7日、大型複合施設「サンシャインシティ」(東京都豊島区)とオフィスビル「サンシャインシティ アネックス」(同)において、同社が電力会社から直接受電する全電力を2025年4月より再生可能エネルギー由来にすると発表した。
両物件は、JR・東京メトロ・西武線・東武線「池袋」駅徒歩約8分に立地。
同社が所有・運営する「サンシャインシティ」は、敷地面積5万4,687平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造地上60階地下5階建て、延床面積58万5,895平方メートル。竣工は1978年。
三菱地所(株)と共同で所有・運営している「サンシャインシティ アネックス」は、敷地面積2,946平方メートル。鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造地上14階地下3階建て、延床面積2万6,323平方メートル。竣工は90年。
今回導入する実質再エネ電力は、「トラッキング付きFIT非化石証書」を使用した「RE100」対応のもの。ビルが電力会社から直接受電する電力量の全量であるため、入居テナントも再エネ電力を利用していることが認められる。
これによるCO2排出削減量は年間約3.1万t。サンシャインシティの22年度総排出量に対し、約7割削減を見込んでいる。