住友林業(株)と大東建託(株)は13日、国内外の幅広い事業分野で業務提携することに基本合意したと発表した。
(株)木環の杜への出資を皮切りに、「海外事業分野」「国内事業分野」「木環の杜・国産材関連事業分野」「その他事業分野」の4分野で業務を提携する。
「海外事業分野」では、北米、オセアニア、アジア、欧州等での賃貸管理事業等の不動産関連事業等を推進。「国内事業分野」については、住宅・非住宅建築分野でのマスティンバー(CLT、LVL等の構造材)の利用推進等を図る。木環の杜を活用した国産材の利活用検討に加え、その他事業分野では、木質素材を活用した再生可能エネルギー事業、介護等の生活サービス事業等に取り組む。
提携の第1弾として、大東建託が木環の杜に出資し、地域のステークホルダーとも協働し、国産構造用製材(ディメンション材)の安定した供給・調達体制を構築。国産材の利活用拡大と付加価値の最大化を図っていく。