全国のホームビルダーによる協働グループ「ジャーブネット」(主宰:宮沢俊哉・アキュラホーム(株)代表取締役社長)は、12月7日に開催された「第11回木造耐力壁ジャパンカップ」において、同グループの耐力壁「流しソーメン」が初の総合優勝となったと発表した。
「木造耐力壁ジャパンカップ」とは、木造住宅の構造耐力向上を目的にNPO法人木の建築フォラムが主催するもので、大学や専門学校、住宅関連企業などが参加している。
ジャパンカップを受賞した「流しソーメン」は、ひのきの縦格子4本を長ホゾのみで固定した耐力壁で、土台と桁の接合部のみでほとんどの耐力を負担する。強度だけでなく、加工費、施工費、耐震評点などが評価されての総合優勝となった。