不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は18日、2008年下半期(7~12月)における、首都圏の新築戸建市場動向を発表した。
首都圏全体の新築戸建成約数は1万698件(前年同期比▲0.5%)と3期ぶりに微減した。
地域別の成約件数は、東京23区1,507件(同9.6%増)、東京都下2,138件(同▲3.2%)、横浜・川崎市1,719件(同26.9%増)、神奈川県下1,422件(同▲4.3%)、埼玉県2,554件(同▲13.9%)、千葉県1,358件(同▲0.4%)となった。
東京23区、横浜・川崎市は増加を維持、他エリアの減少は供給減が影響している。
成約価格は、首都圏平均で3,625万円(同▲2.3%)となり、2期連続の下落となった。
地域別では、東京23区5,096万円(同▲6.3%)、東京都下3,749万円(同▲6.6%)、横浜・川崎市4,274万円(同▲4.7%)、神奈川県下3,238万円(同▲1.3%)、埼玉県2,923万円(同▲2.5%)、千葉県2,746万円(同▲2.2%)と、すべてのエリアで減少した。
成約面積は、首都圏平均で敷地面積115.22平方メートル(同▲2.4%)、建物面積95.18平方メートル(同▲1.6%)と、ともに縮小した。