アトラクターズ・ラボ(株)は24日、新築分譲マンション購入に対する意識調査結果を公表した。
同社では購入者の価格に対する意識、価格弾力性、商品選択の優先順位を中心に、購入者心理を四半期ごと調査。時系列で比較しているもの。
同社インターネットサイト「住まいサーフィン」のモニターに登録した会員で、直近3ヵ月間に新築マンションの販売センターへの訪問者を対象に7月3日~8日の間、調査を実施した。回答数は173件。
それによると、現在のマンション価格が高いと感じる層は前回調査(09年4月時点)より6ポイント増加し、42%となった。また、1年後の住宅価格が「下がる」と予想している割合は49%と、前回調査時より10ポイント減少した。
また、実際購入した人の購入(契約)価格について、「希望通り」との回答者が前回の41.0%から33.8%に減少。逆に、当初希望価格よりプラスした価格で購入している割合が63.3%いることが明らかになった。
同社では、09年1-3月期は値引販売等で価格が下落したものの、4-6月期は売出値が上がっていると分析している。