（財）日本賃貸住宅管理協会レディース委員会（委員長：北澤艶子氏）は4日、明治記念館（東京都港区）でレディース委員会全国大会を開催。「（財）日管協ワーキングウーマン2009」の表彰を行なった。
同表彰は、賃貸不動産業の第一線で華やかに光り輝く女性にスポットライトを当てることによって、業界全体で働く女性たちを支え、活躍の場をいっそう広げ盛り上げることを目的に創設したもの。会員企業で働く女性で（1）10年以上、誠実・勤勉に賃貸不動産業界に勤務、（2）営業成績が良く、会社の収益アップに貢献、（3）仕事と子育てを両立し、業務に励んでいる、（4）協会活動によく参加し、賃貸住宅市場の健全化に貢献、（5）上司の推薦、に当てはまる女性スタッフを、（1）～（5）それぞれ2名ずつ選出。審査員特別賞1人と合わせ、11名を表彰した。
初の「ワーキングウーマン」選出について、北澤委員長は「アメリカでは、不動産業者の8割が女性です。日本も、私たち女性がもっともっと活躍することで、健全でイメージのいい業界になるはず。そのためには、数字だけでは評価されない、女性の活躍にスポットライトを当ててあげなくてはならない。
今回表彰された20代から60代までの女性は、この仕事を生きがいとし、素晴らしい活躍をされている方ばかり。この表彰は、今後毎年実施します。私たち女性の力で、業界を変えていきましょう」と語った。
なお、全国大会では、本部と北海道・東北・九州・沖縄各ブロックの活動報告がなされたほか、NPO子供地球基金代表・鳥居晴美氏の記念講演、約130名が参加してのクリスマスパーティなどが行なわれた。
