トステム(株)は4日、住宅の断熱、防音、結露対策に有効な防音・断熱内窓「インプラス」の普及促進活動の一環として、全国の既婚男女520人を対象に実施した「家のぬくもり調査」の結果を発表した。
ユーザーの住環境を把握することを目的に、インターネットを通じて2009年11月28~29日に調査。家庭における“家族のあたたかさ”と“自宅(室温)のあたたかさ”、また、家のまわりの“音”について尋ねた。
調査では、日本の家庭を「あたたかい(ホットな)家庭」と答えたユーザーが84.2%と圧倒的に多かった。その秘訣については、「夫婦・家族の仲が良い」(68.9%)がトップだった。
一方、少数派の「さむい(クールな)家庭」(15.8%)の理由は、「家族全員がお互いに自分の時間を大切にしているから」(50.0%)が最も多く、次いで「家族の接点が少ないから(時間的に)」(42.7%)となった。
また、“自宅(室温)自体があたたかいか?”という質問に対しても、「あたたかい家」との回答が78.1%と非常に多く、その理由としては「日当たりが良いから」(66.3%)がもっとも多く、次いで「暖房が良く効くから」(35.5)となった。
「さむい家」と回答した人(21.9%)の理由は、「古い住宅だから」(35.1%)、「日当たりが悪いから」(30.7%)、「暖房があまり効かないから」(30.7%)。
一方、近所の音や、家の中の音についての問いでは、「近所から聞こえてくる音」のなかでも「工事の音」(60.8%)や「車・バイクなどの音」(60.0%)など、いわゆる「騒音」が気になると回答している人が多いものの、「喧嘩の声」(56.5%)、「酔っ払いの声」(48.1%)など、「人の声」も気になっていることがわかった。
また「(近所に)聞かれたくない音」については、「喧嘩の声」(64.4%)が最多で、次に「子どもを叱る声」(46.9%)となった。
インプラスとは、現在の窓はそのままに、室内側に樹脂製内窓を取り付けるだけで、単板ガラスのアルミサッシが断熱サッシを超える性能の二重窓にでき、防音機能も向上する同社商品。