東京都は4日、2009年10月の住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工数は9,092戸(前年同月比▲17.9%)で、10ヵ月連続の前年同月割れとなった。
利用関係別でみると、持家が1,591戸(同15.3%増)と4ヵ月連続で増加したものの、貸家が4,364戸(同▲19.0%)と7ヵ月連続の減少。また、分譲住宅が2,490 戸(同▲41.8%)と10ヵ月連続で減少した。なお、分譲マンションは1,161戸(同▲61.2%)と10ヵ月連続で減少したが、一戸建ては1,289戸(同1.1%増)と13ヵ月ぶりに増加した。
また地域別では、都心3区が522戸(同104.7%増)と5ヵ月ぶりの増加、都心10区では1,879戸(同▲42.1%)と10ヵ月連続減少し、区部全体でも6,125戸(同▲28.3%)と10ヵ月連続の減少となった。一方、市部では2,921戸(同16.7%増)と、7ヵ月ぶりに増加した。